糸魚川の木の未来
こんにちは。
先週金曜日、大雪から一転、あっという間の雪解けと日差しのなか見学会が開催されました。
糸魚川市と糸魚川地域振興局の方たちが来社し、糸魚川の木「ブナ」で作成したテーブルと、
当社の木材低温乾燥機を見に来られました。
このテーブルに使われたブナは、昨年当社が担当した、糸魚川市の林道放山線での工事現場から
出たブナの木です。
米田市長と、八木糸魚川地域振興局長がお見えになり、S機材部長が、説明をしました。
糸魚川の木「ブナ」は、色白で美しい色味を持っていますが、
なかなか繊細で乾燥によっては曲がったり反ったりしてしまい、取扱いが難しい木なんです。
当社の木材乾燥機は、一般の高温乾燥とは異なり、40~45度の低温で乾燥させます。
木に気持ち良い温度で汗をかかせ、潤いを残したまま乾燥することが可能です。
人間にも気持ちの良い温度で、乾燥を開始しても開け閉めできるのも特徴の一つです。
このあと、ブナや他の木々についてや、この低温乾燥機でどんな可能性が広がるか
自由な意見交換ができました。✨
ブナの木がもっと流通し、伐採から加工、販売までネットワークが確立できるよう
官民交流や情報共有がさらに盛んになって、木材事業が盛り上げればいいなぁと思います。
投稿日|2021.02.22