こんにちは。
先日の全国安全週間に、笠原建設安全協力会「共伸会」の現場視察が行われました。
3年ぶりの開催となった今回の視察先は・・・長岡市の大河津分水(おおこうづぶんすい)です。
出発前に、参加者全員の抗原検査を実施しました。 安心して出発です。
糸魚川から1時間半、今回お邪魔したのは、鹿島・五洋・福田特定建設工事共同企業体が
施工している大河津分水路第二床固改築JV工事の現場事務所です。
現場代理人の方に工事の概要と現場の説明をしていただきました。
現場は足がすくむような場所もあって、大きな信濃川が眼下に広がり、
吹き抜ける風と初夏の日差しを受けて、ワクワクするような、ちょっと怖いような、
とても刺激的で壮大な現場でした。
大河津分水は、越後平野を守るためにつくられた人工の河川です。
信濃川から派生するかたちで、大河津分水は作られています。
信濃川は新潟県・長野県をまたいで流れる河川で、全長367km、
一年間に流れる水量は153億㎥に及びます。
長大な信濃川は、かつて度重なる水害によって越後平野に壊滅的な被害を与えてきました。
この被害をなくすために作られたのが大河津分水です。
信濃川の水が越後平野に入る前に一部を日本海へ流すことで、越後平野を水害から守る役割を
もっています。 (資料館HPより抜粋)
現場のあとは、近くに建設された「にとこみえ~る館」の見学をしました。
かわいい にとこちゃんがお出迎えです。
こちらの建物は、北陸地方整備局信濃川河川事務所が所管する大河津分水路改修事業の発信基地です。
シアタールームやパネルコーナーのほかに、AR(拡張現実)体験などもできますよ。
みえ~る館のあとは、お楽しみの昼食です。
ここにきたら、やっぱり寺泊で美味しいお魚が食べたい! ということで・・・
角上魚類の2階で、お魚づくしの贅沢ランチでした! ごちそうさまでした。
午後は、信濃川の上流に向かい、「信濃川大河津資料館」を見学しました。
通水100周年まで、あと50日! 8月25日までのカウントダウンです。5⃣0⃣
班にわかれ、スタッフの方から説明を聞きながら管内をじっくり見学しました。
幾度となく氾濫を繰り返してきた信濃川ですが、自然を相手に地域を守る仕事は
そこに住む人や街にとって不可欠で、令和の大改修によって、大河津分水が「防災」や「産業」、
「交通」や「観光」と連携を図って発展することを県民として見守りたいと思います。