現場におけるVRの可能性
こんにちは。
月曜日に、長岡工業高等専門学校の先生と生徒さんが来社されました。
会議室での打合せ・・・?
ではなく、VR体験中でした!🕶
土木部のTさん。VRを使用して、コンクリート構造物の「表層目視評価」を行っているところです。
「表層目視評価」とは、コンクリート表層の見栄えを品質評価の基準に置き換えるもので、
出来栄えを数段階で評価することを言います。
ホワイトボードに映された映像が、Tさんの見ている映像です。
実は2年前に、Tさんを含む土木部の技術者6名が、某所にあるボックスカルバートの
表層目視評価を実施しました。
今回は、そのボックスカルバートをVRで再現し、その当時と同じ技術者が、再度「表層目視評価」を
実施しました。
現物を見ての評価と、VRでの評価でどの様な違いがあるのか、検証することが目的とのことでした。
また、技術者によって評価に違いがある場合に、
「どこを見て評価しているのか?」
「その時の脳波はどうなっているのか?」
などを測定し検証することで、どの様にしたら評価にバラつきが出ない様にできるのかを
研究しているとのことでした。
こちらはSさん。どこを見ているか目線までわかっちゃいます!👀
ちょっと難しい内容でしたが、最新の技術を活用し研究開発されることで、
これからも、より良いコンクリート構造物が出来上がっていけばいいなぁと思いました。👷🏻
投稿日|2023.03.08